Windows XP 時代のデスクトップで使われていた (1)前面カバーはあるが (2)ユニットにプラスチック製の背面カバーが覆うだけの「ゲーム機」用スピーカーを息子から貰い、睡眠前のヒーリングに使っています。何とまぁ、PC のヘッドフォンの出力でかなりの大きな音 (1950年代の家庭用ラジオの最大音量程度) が出ます。
広帯域ではないものの、人の聴感にはよく合っているようで、「広帯域」「低歪率」「高価格」とは全く反対の、人の耳で聞くには『高低音の欠落感がない』『刺激音のない穏やかな音感の』、『低価格』のものです。
歳を喰うと聴覚も衰え、それでも音楽を聴く楽しみを続けると、何が「いい音」を考えさせられます。10 年以上を健やかな睡眠に導いてくれた「物」に、不思議に思い出と感慨と感謝の感情が生まれてしまいます。