豊中フィルから招待状が来ていたので、聴きにいった。
シベリウス三昧で、フィンランディア・カレリア序曲・組曲1部・交響曲1番という中身。
ちょっと前に2番を吹田フィルから聴かせてもらったので、シベリウス、立て続けという感じだ。
人々は歴史の中で生きざるを得ない。自分も半世紀以上も昔だが、日本の「選択」にガチで対面した。自分の思う方向では束まらずに歴史は進んだが、その中で、アレコレ議論し、得たものを背負いながら、道を選び、生きて来た、多くの友人たちがいる。あるいは、自分の感性や価値観、己の利と理をひと時も離さずに、斜交いに眺め続けた同僚も…。
そして、若者の時から、家族や世の中をそれなりに背負い、生き抜き、そして老いて今を生きている。
シベリウスは何か「共感」をくれるのだ。