2025年2月16日日曜日

また、また生演

豊中フィルから招待状が来ていたので、聴きにいった。 シベリウス三昧で、フィンランディア・カレリア序曲・組曲1部・交響曲1番という中身。 ちょっと前に2番を吹田フィルから聴かせてもらったので、シベリウスの「立て続け」という感じだ。 人々は歴史の中で生きざるを得ない。自分も半世紀以上も昔だが、日本の在り方と自分の生末の「選択」にガチで対面した。自分の思う方向では束まらずに歴史は進んだが、その中で、アレコレ議論し、得たものを背負いながら、道を選んだ多くの友人たちもいる。また、生きていた「自分」の感性や価値観、己の利と理をひと時も離さずに、斜交いに自分の外を眺め続けた同僚も…。 そして、若者の時から、家族や世の中をそれなりに背負い、生き抜き、そして老いて今を生きている。 シベリウスは何か「共感」をくれるのだ。