コーヒー友達AMIM氏と予定していた「滋賀湖東の古墳」見学を、雨のため、屋根付きの狭山池博物館に変更して行きました。『どこかのTV番組で、狭山池周辺の住民に穴場を尋ねたら、誰もかれも「狭山池博物館」と言う上に、確か前の知事が「廃止」を言った建物だと思うので見て置かないか』との提案に乗って、見に行きました。
途中、道案内に「みはら歴史博物館」というのがあったので、「ついで!」とハンドルを切りました。小さな館に入ると(65才以上無料)、梵鐘工房遺構が覗け、鉄窯・鉄鍋などが展示、この辺りには「河内鋳物師」という鋳造技術集団がいて、平安時代から室町時代にかけて、梵鐘などを高い技術で製作していました。特に、興味を引いたのは、奈良東大寺の大仏は、製作技術が未熟で、ひびが入り、ついには頭が落ちたそうです。これを修復したのが河内鋳物師たちだったそうです。
別室には古墳時代の甲冑が展示、1体でなくズラッと並んでいました。兜は、ツングース系です。